関節に効く成分とは？

年齢を重ねると、どうしても生じる膝の痛み。
放っておくと軟骨はどんどんすり減り、やがて日常生活にも支障をきたす恐れがあります。
だからこそ、毎日のケアが大切！
規則正しい生活や運動、そして軟骨成分の摂取などの対策が必要です。
では軟骨に効く成分とは、一体どんなものでしょうか？

プロテオグリカン

関節のお悩みを持っている方にぜひご紹介したいのが、プロテオグリカンという成分です。
なかなか聞きなれない方も多いかもしれませんが、実はこのプロテオグリカンが、軟骨再生に欠かせない成分とされています。
軟骨の主成分の一つであるプロテオグリカンは、高い保湿力を持ち、弾力性や柔軟性を保つ働きがあります。
摂取することにより、軟骨を作る細胞の代謝促進が期待できます。

II型コラーゲン

コラーゲンにはいくつか型があるのですが、このII型コラーゲンは軟骨に多く含まれており、関節のお悩みをサポートする役割を担います。
Ⅱ型コラーゲンにも2種類あり、熱などによって分子構造が変わった「変性コラーゲン」と、天然に近い構造のまま抽出された「非変性コラーゲン」があります。
後者の「非変性II型コラーゲン」の方がより吸収されやすく、関節のクッションとして機能します。

グルコサミン

軟骨の構成成分の一種で、体内で生成されますが、年齢とともに生成量は減少します。エビやカニなど甲殻類の殻に多く含まれるため、毎日摂取するにはサプリが効果的といえるでしょう。
関節の細胞を代謝促進し、痛みの改善・軟骨の強度や柔軟性を高める効果が期待できます。より効果を高めるため、プロテオグリカンやⅡ型コラーゲンと同時に摂取することをお勧めします。

コンドロイチン

グルコサミンと同様、軟骨を構成する成分です。
骨や関節を守り、また体内の水分量のコントロールや痛みを緩和する機能も持っています。
より効果を高めるため、他の軟骨成分と同時に摂取することをお勧めします。

まとめ

関節には、プロテオグリカン・II型コラーゲン・グルコサミン・コンドロイチンなどの成分が効果的です。
成分とその働きを正しく理解し、より効果的な成分を摂取して、関節痛に負けない健康な体をつくりましょう！